« How to be a happily married couple | トップページ | giveの流れを止めないことが大事 »

洋書のすすめ

 誰しも、自分の人生のパートナーには最良の相手(a perfect mate)を望みます。かくいう私もその一人です。自分ではハードルを高くしているつもりはなくても、周りの人間に言わせると高望み(out of your league)な場合が多々あるみたいです。

 オンラインお見合いに参加する人を対象にした、ある調査によると、約4分の3の人は、自分の望む相手に出会えていないと言っています。それでは、人間はどうやって最良の相手を見つけることができるのでしょうか?

 キーポイントは「におい」です。人間の遺伝子にはMHCという種類があり、このMHCの中身が自分のと全く違う相手を本能的に選ぶと言われています。そしてその違いを見極めるのが「におい」だそうです。女性でも男性でも、相手の体臭が好きという人がいますよね?ですから、それは科学的に言うと本能に従っている正しい行動と言えるようです。

 さて今日は、においの話ではありません。洋書を読むことがテーマです。よく英語力を上げるには洋書を読むのが1番と言われます。私もその意見に賛成です。

 しかし、それが良いと分かっているのと、実際にそれを実行できることとは別問題です。実際、洋書を読むのは通常、苦痛に感じる方がほとんどかと思います。

 もちろん、多読をする以外に洋書、及び英語雑誌などを読む習慣をつける近道はありませんが、今日は、私がどのようなスタンスで洋書を読んでいるかをご紹介したいと思います。それが、みなさんが洋書を読むなんらかのきっかけになるなら幸いです。

 とは言いながら、私も最近まであまり洋書の小説を読んでいませんでした。それではいかん、と思い、今年に入ってからアガサ・クリスティーの「Murder on the orient express」を読み始めました。まだ10分の1程度までしか読めていませんが、、。

 その中の一節をご紹介します。

 At another of the large tables Mary Debenham was sitting with two other women. One of them was tall and middle-aged, in a plaid blouse and tweed skirt. She had a mass of faded yellow hair unbecomingly arranged in a large bun, wore glasses, and had a long mild amiable face rather like a sheep. She was listening to the third woman, a stout, pleasant-faced, elderly person who was talking in a slow clear monotone which showed no signs of pausing for breath or coming to a stop.

 ここは、あるテーブルにいる人たちの人物考察をしている箇所です。小説ではこういう会話以外の部分を読むのが億劫になりがちです。おそらくそれは1字1句読もうとしてしまうからだと思います。また意味の分からない単語にイライラしてしまうこともあると思います。

 それでは私が読む場合の心の声を下記でお楽しみください。

 At another of the large tables Mary Debenham was sitting with two other women. (おっ、大きなテーブル席に3人女性が座ってるぞ。)ここで、頭の中に、テーブルに座る3人の女性を思い浮かべる。

 One of them was tall and middle-aged, in a plaid blouse and tweed skirt. (そのうちの1人は中年で背が高いんだな、、plaidやtweedはよく分からんけど、まぁブラウスとスカートを履いとんのやな。)

 She had a mass of faded yellow hair unbecomingly arranged in a large bun, wore glasses, and had a long mild amiable face rather like a sheep. (薄れた黄色の髪に、眼鏡をかけて、長い顔で羊みたいか、、、うーんなんか変なおばさんやなぁ。)

 She was listening to the third woman, a stout, pleasant-faced, elderly person who was talking in a slow clear monotone which showed no signs of pausing for breath or coming to a stop.(そんで、その羊おばさんは3人目の人の話を聞いてると。3人目はどんな人やろ、、年上で、顔にうれしさが出ている感じか。なんか羊おばさんとは対象的やな。そんでその人はゆっくり、はっきりした口調で淡々と話し、休みなくエンドレスに話を続ける人か。聞いてる方は眠たくなりそうやぁ。)

 私の場合、分からない単語が出てきても辞書は引きません。一番の理由はストーリーに入り込む邪魔になるからです。日本語で小説を読む時でも、分からない言葉が出てきますが、いちいち辞書では調べませんよね?

 もう1つは、状況をvisualizeすることです。映像化ですね。今回の場合ですと、出てくる人物に自分でツッコミを入れるくらいの軽い心持ちがベストかと思います。

 洋書を読む時は、初めの1、2ページはやはりきつく感じます。私も同様です。しかしページが進むにつれ、次第にエンジンが暖まり、読む速度も速くなっていきます。速くなったらなるべくブレーキは踏まないようにしてください。

 私が洋書を読むようになったのは、オーストラリアで1人旅を始めた頃でした。毎晩、1時間ほどかけて読みましたが、辞書は一切引かず、すべて想像で読み終えました。しばらくたってからその本を読み返しましたが、自分が理解していたものとは全然違っていたのを鮮明に覚えています。

 私はそれでもいいと思います。大切なことは、100ページなら、100ページ分の文章を自分は読んだ、という自信を持つことだと思います。精度や速度は読んでいく内に付いていくものだと思います。みなさんも洋書の世界へ飛び込んでみてはいかがですか?

|

« How to be a happily married couple | トップページ | giveの流れを止めないことが大事 »

コメント

後藤さん、いつもお世話様です☆
今、ポーット、ブログを読んでいました。
リーディング、超苦手ですが、子供向け洋書から
スタートしてみますぅ~★

投稿: ワタベ | 2008年2月15日 (金) 09時09分

ワタベさん、ブログ読んで頂きありがとうございます。子供向け洋書でも全く問題ありません。「赤毛のアン」も一応12歳くらい向けの本ですが、中身は大人にとっても面白く、重厚です。また、購入の際は、かならず1,2ページ試しに読んでみる方が良いと思います。

投稿: Toshi | 2008年2月15日 (金) 10時15分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« How to be a happily married couple | トップページ | giveの流れを止めないことが大事 »