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言い換え表現に苦戦

 最近、中高生の授業をしている時に感じたのですが、長文読解の際、彼らがきまって苦戦するのが、「言い換え表現」です。具体的に言いますと、文に登場した人物や物事の呼び名が、2回目以降登場する時に違う表現に変わっているということです。

 英語の場合、1度登場した表現を何度も繰り返し使うことを避ける傾向があります。そのため、このことに慣れていない生徒たちは、ちょっとでも違う表現が登場すると、前後のつながりが見えなくなり、文の意味が見えなくなります。

 日本語の場合、「私のおじいさんは毎朝散歩をします。おじいさんにとって散歩は運動であり、また楽しみでもあります。散歩をすることで色んな人たちに出会えます。散歩はおじいさんの生きがいです。散歩なしの人生は考えられません。」というふうに、何度「散歩」という表現が登場しても問題ありません。

 ここに1つの例をあげます。これはスペインのあるテレビ番組で、ストレスのたまった人を8人選出し、彼らにストレスを発散してもらおうという企画の記事内の表現です。対象となるキーワードは「物を壊すこと」です。

 ① smashing up rooms in a hotel

 ② destroying everything

 ③ the demolition job

 ④ demolishing 21 rooms with a hammer

 ⑤ destroying the room

 ⑥ doing an activity

 ⑦ the task

 このように、250~300語レベルの記事内でも、7回も表現が変わっていることが分かります。

 長文読解をする時に1番重要なのは、すべての文は有機的につながっているということを常に意識することだと思います。今読んでいるその箇所だけに集中してしまうと、今回ご紹介しましたような言い換え表現に翻弄されやすくなります。

 英文記事などを読む時などは、タイトルをしっかりと読み込み、それを頭の片隅に置きつつ、読み進んでいくと読みやすいのではないでしょうか。ちなみに今回取り扱った記事のタイトルは「Madrid has a smashing way to relieve stress」です。

 ③⑥⑦などの表現は、あまり見ない単語やあいまいな表現になっていて、言い換え表現であると判断しづらいかと思います。これもタイトルの意味をしっかり捉えて読んでいれば、正しい読み方がしやすくなると思います。

 英文記事の読み方については、今後も機会をみて私なりの方法をご紹介していきたいと思っています。

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コメント

難しい話だね~(笑)。
結局は、その言葉(単語)の意味が確実に分からないと先に進めなくなるってことではないでしょうか。
日本人が英文を読むのが苦手なのはその辺にあると思います。
辞書を使わずに、分からなくても読み進めるって出来ないんでは?ほら、辞書片手に単語の意味を書き出しながら本を読むって疲れるし混乱するから、苦手にもなっちゃうし。
日本人のきっちりとした性質上「何となく読み進める」ってなかなか難しいもんじゃないですかね。

投稿: Cheeky | 2007年12月17日 (月) 13時25分

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