外国人の友達を作る秘訣<後編>
その日は、滞在時間にして約30分ほどでその店をあとにしました。ただ、帰り道で、前のバーと比べて雰囲気が良く、静かで話しがしやすい環境であった印象が強く残っていたのを覚えています。
その日を境に、私の拠点はレッドロックに変わりました。毎週のように通うようになり、バーテンダーも私の顔と名前を覚えてくれるぐらいにまでなりました。ただ、基本的に1人で行動していた私は、カウンター席で、1人で店に来る外国人を狙って(聞こえが悪いですが)いたので、なかなか成果が上がりませんでした。
たまに仲良くなれそうな人と話がはずんでも、やはりその場限りで終わるケースばかり。特に男性の場合、バーに日本人の男友達を作る目的で来ている人はもちろんいないわけで(特別な性癖を持っている方は別ですが)、そういう人たちにとって私との会話は、単に暇つぶしの範囲を超えませんでした。
そんな日々が続き、私がレッドロックに通い始めて1年が過ぎようとしていたある日、運命的な出会いをすることとなります。
その日もいつもと同様に、週末仕事帰りにレッドロックのカウンター席に1人、ちびちびと飲んでいました。すると、バーテンダーが入り口に向かって誰かにあいさつをしたのです。つられてその方向に目をやると、金髪の若い女性がこちらに向かってきたのです。その女性こそ、現在私の親友であるレイチェルでした。
彼女はそのままバーテンダーの前の席に座り、色々と話し始めました。こういったケースはごくまれで、3席ほど離れたところに座っていた私は、何とか会話に入りたいなぁと思いをめぐらせながら、彼らの会話に聞き耳を立てていました。
5分ほど経った後、1人寂しく飲んでいる私に気づいたバーテンダーが、レイチェルを私に紹介してくれたのです。内心、「やった。1年間通い続けてよかった。」と思いつつ、自然と会話に入れてもらうことができたのです。
店が忙しくなり始めると、バーテンダーも私たちの相手ができなくなり、自然と2人での会話に切り替わっていきました。私はなんとかこの人と友達になりたいと思い、必死で自分のこと、オーストラリアでの滞在経験の話などを彼女にしました。彼女は自分のフィアンセ(現在の旦那であり私のボスであるヒロさん)の話、カレー海苔巻きの話などを聞かせてくれ、話は大いに盛り上がり、気がついたら3時間くらい話していました。
レイチェルがもう帰らなくてはならない時、どうしてもこのままお別れしたくなかった私は、思い切って彼女の連絡先を聞いてみました。3時間前までは全くの他人であったのに、彼女は快く連絡先を私に教えてくれました。お互いの連絡先を交換し、別れ際に彼女が、「私、普段はあまり人に連絡先を教えないんだけどね。」と言ってくれました。
この瞬間、やっと私にも外国人の友達ができたと確信しました。ただの友達ではなく、これから長く友人関係を築いていける親友と出会えたと直感で分かりました。その夜の帰り道はすごく嬉しかったのを今でも覚えています。
その直感は的中し、出会いから3年経った今も、私とレイチェルの友好関係は続いております。それどころか今では仕事仲間になってしまいました。彼女はその頃から桑名に住んでおり、私も桑名市付近の小さな町に住んでいたのですが、そんな二人が偶然にも同じ日の、同じ時間帯に名古屋市内のとあるバーで偶然に出会い、その出会いからまた私の運命を変えるヒロさんとの出会いに繋がったのです。つくづく私は人との出会いに恵まれているなぁ、と感謝せずにはいられません。
外国人の友達が作りたいと心から願い、そのための努力を惜しまなければ、いつか必ずある人に出会えるはずだと思います。どうしても自分にはできないと思う前に、行動し、それを継続することが大切だと思います。
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コメント
あたしは外国人と結婚したいと思っていたら結婚出来ましたv
でも夢は願うだけじゃダメだね。
次は可愛いベビーが欲しいので行動に移します(笑)。
投稿: Cheeky | 2007年12月21日 (金) 21時19分